行政書士試験合格のための勉強法 その6
さて、ここから科目ごとに目標とする「正解すべき問題数」を割り振っていきます。
しかし、絶対にやってはいけないのが、全問正解する目標を立ててしまうことです。
自分で自分に過度なプレッシャーをかけるのは他の科目にも悪影響がでます。
どの科目も適度にミスが許される目標にすべきです。
このことはどんな試験でも必須の心構えだと思っています。ぜひ覚えておいてください。
ただし、目標通り、予定通りにはいかないのが受験というものです。
そのことを考慮して、「なんとしても180点を取る」という合格ギリギリの最低ラインの目標と、「200点以上は取る」という達成出来たら余裕で合格という最高ラインの目標の2パターンを作成することをお勧めします。
ただし、常に見えるところに貼っておくような目標は、最高ラインの目標にすべきです。
日々の勉強で目指すのは最高ラインの目標。
模試等を受けたりしたとき思いのほか点数が伸びないときに確認するのが最低ラインの目標。
以前書きましたが、社会人は学生時代と比較すると1日に使える学習時間は激減します。
常に順調に勉強の成果が出ることはないと思います。
そのため、社会人が仕事以外で勉強を続けていくと、非常にストレスが溜まり継続が難しくなります。
この2つを上手に使い分けることで、モチベーションを保ちましょう。
ちなみに、私は最高ラインを目指しましたが、最低ラインで合格しました。