行政書士試験合格のための勉強法 その15

次に移動中の勉強について書きます。

勉強開始2日目からのお話になるのですが、出勤時や帰宅時の移動中に、昨日までに観たDVDを車内で再生します。

ただし、運転中に画面に注視することの無いよう、再生するのは音声のみにします。

車でDVDを再生できない場合や、車ではなく自転車や徒歩で移動する方はDVDの音声ダウンロードなどを利用しましょう。

そして、ただ聞き流すのではなく、講師のセリフをそのまま復唱してください。

私は車での移動だったので恥ずかしさはありませんでしたが、自転車や徒歩では難しいかもしれません。

しかし、この復唱するというか声に出すという行為が、知識・記憶の定着には大きな効果があります。

例えば、自分の通った学校の校歌の歌詞なんて今でもある程度言えたり歌えたりしませんか?

もちろん校歌は何十回も歌うでしょうから練習回数は比べ物にならないと思いますが、声に出すことで覚えやすいということだけでも覚えておいてください。

そして、帰宅したら移動中に観たり聴いたりしたDVDの内容のテキスト・六法を読んでDVDの復習をします。

この繰り返しで、基礎の知識が蓄積していきます。

基礎の蓄積とともに、だんだんと講師のセリフの先回りができるようになってくるはずです。

ただし、行政法と民法を聴く回数を多くすることを強くお勧めします。

特に商法・会社法と一般知識に関してはそこまで繰り返す必要は薄いと思います。

得点の内訳からも分かるように、行政書士試験では行政法と民法で得点出来る人物を合格させるように作られています。

そのため、行政法と民法をとにかく何度も復習しましょう。

あとはこれをひたすら毎日繰り返すだけです。

何度も何度も同じDVDを観たり聴いたりすることになると思います。

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