行政書士試験合格のための勉強法 その13
実際に勉強を始めるにあたって、最重要視するべきなのは映像による授業です。
授業をきちんと理解できるように利用すれば、いわゆる練習問題を解く量や時間を短縮することができるのです。
これは資格予備校に限らず、学校や受験予備校にも共通すると思うのですが、授業を軽視する人間は受験に弱いと言われています。
学生時代を振り返ってみてもらうとイメージできるかと思うのですが、「家や塾で勉強してないけど学校だけで理解できる」という生徒はいませんでしたか?
実際に自分の周りにはいなかったとしても、そういう生徒の存在を聞いたことはあるのではないでしょうか?
そういう人間は自分とは頭の仕組みが違うと思うこともあるかもしれません。
もちろんとてつもない天才もいることは間違いありません。
しかし、そんな人物は何千人に1人というレベルでごくごく少数だと思います。
天才ではなくても授業だけで理解できるという人間は、「授業というものの重要性」を理解しているから、「授業」の利用の仕方や心構えが他の大多数と違うだけなのです。
特に、成績が伸び悩む学生が共通して口にする言葉があります。
それは、「学校の先生の教え方が下手」や「学校の先生の教え方が悪い」という言葉です。
この言葉には、教えを乞う立場であるという謙虚さが欠落していると思います。
そして、その先生の授業によって成績が上がっている生徒もちゃんといるという想像力の欠如があると思います。
そのため、自分の生徒がこの言葉を言ったら、二度と言わないように必ず声をかけています。
ですから、まずは授業を大切なものと考えて、講師の授業に謙虚に耳を傾けてください。