行政書士試験合格のための勉強法 その14
実際に私が行った勉強法は時間がかかりましたがある意味シンプルです。
それは、平日の帰宅後にDVD1枚、休日はDVD3枚を観る。
仕事や外出の移動中にすでに観終わったDVDを車内で復習として流す。(画面は注視しない)
そしてその日に観たDVDに該当したテキスト・六法を復習としてその日のうちに読む。
基本はこれのみです。
いわゆるアウトプットに相当する練習問題に関しては、LECからもらったDVDの内容にリンクした復習用ドリル(一問一答式の問題で、DVD1枚あたりだいたい20問から30問くらい)しか解いていません。
私が受講したLECをベースで考えると、DVDの内訳は以下の通りでした。
憲法 10枚
民法 総則・物権 10枚
民法 債権・家族法 10枚
行政法 総則・行手法 8枚
行政法 救済・自治 12枚
商法・会社法 4枚
一般知識 7枚
合計61枚
土日休みの方が1週間で観ることができるDVDは11枚。
1ヶ月を4週間とすると1ヶ月で44枚観ることができます。
単純計算で約6週間で一通り観終わることになります。
(ここはライフスタイルにあわせて調整してください)
そして、最初の6週間は、講師の指示通りにテキストにマーカーを引いたり、六法を確認したり、パワーポイントや板書をテキストに書き写す作業を忠実に行ってください。
また、パワーポイントや板書の内容は、ノートではなくテキストに書き写すことを強くお勧めします。
情報を分散させてしまうと、今後復習したいときに学習効率が下がります。
特に、テキストや問題集などは、試験に合格したら不要になるのです。
テキストを綺麗な状態にして勉強しようとするのは、個人的にはあまり効果的ではないと思います。
なので、情報は全部テキストに一元化すべきです。
書ききれなければ付箋に書いてテキストに貼っておくのもよいと思います。
そして、最初の6週間はDVDを観た直後に必ずDVDの内容にリンクした問題を解いてください。
映像授業は観ることで勉強をしたように錯覚してしまう怖さがあります。
最初の6週間は、基礎の基礎を確立する期間です。
ここを乗り越えれば少しだけ楽になりますので、頑張りましょう。