行政書士試験合格のための勉強法 その11
個人の価値観はあるかと思いますが、私の考える教材の決め手にするべき大きなポイントは以下の3つです。
①ときおり脇道に逸れてくれたり、ユーモアのセンスが自分とあっているか?
勉強とは無関係に見えますが、一番重要なポイントだと思います。
学生時代を思い出してほしいのですが、時々授業とは無関係な話をしてくれる先生のこと好きではなかったですか?
長く勉強を続けるために特に慎重に確認すべきポイントです。
② ただテキストを読み上げるだけでなく、独自の板書やパワーポイントなどを使っているか?
私は合格にあたり、いわゆる参考書やテキストよりも授業が重要だと考えています。
ただ読み上げるだけの授業は観ていて退屈ですし、自分でテキストを読むのと大差ないと感じます。
勉強に前向きに取り組む意味でも授業に対して熱のある講師かどうかは大切なポイントです。
③難しい言葉を簡単な言葉に置き換えてくれているか?
(ただし、この点を教材購入前に判別するのは難しいかもしれません)
法律に限らず資格の勉強を進めていくと難しい専門用語が出てきます。
それを初学者にも分かり易い言葉に置き換えてくれる講師は授業に対して熱のある講師だと思います。
私の尊敬する黒沢先生が行政法の授業の際に、こうおっしゃっていました。
「よく勉強されている講師ほど難しい言葉を使わずに簡単な言葉を使ってくれる。逆にあまり勉強していない講師は難しい言葉を使いたがる。」
何気なくお話しされた一言だったのですが、今でも真理だと思い、心に残っている一言です。
上記のポイントに注意して予備校を選ぶのですが、もしも迷うなら、LEC、アガルートアカデミー、伊藤塾のいずれかから選ぶのがよいかと思います。
※あくまでも私の個人的な感覚です。