行政書士試験合格のための勉強法 その9

〈教材の選び方〉

世間では数多くの「行政書士試験合格」に向けた書籍や講座があり、一体何を選んだらいいのかわからないという方が多いのではないでしょうか?

自分の経験のみで書かせていただくならば、合格したいという気持ちが強いのであれば、多少値が張りますが、映像授業のついた教材にすべきです。

それも動画配信タイプのものではなく、DVDのものを私はお勧めするようにしています。

個人的な感想になってしまいますが、書店で手に入るような書籍※1や、いわゆる映像授業のない教材※2や、予備校に直接通うスタイル※3は私には合わなかったと思います。

それぞれメリットとデメリットがあります。

※1と※2のメリットは価格が圧倒的に安いことのみだと思います。

デメリットはわからない内容に出会いやすく、わからない問題の解決も完全に独学となるため、学習効率が悪くなりがちです。

さらに独学特有の「学習を継続するという難しさ」を痛感する勉強となるため、長続きしにくいところです。

これは初学者にはかなりきついです。

次に※3の資格予備校への通学のメリットとデメリットについてです。

メリットは、時間割の存在により学習を習慣化させやすいことと、仲間と一緒に勉強できるためモチベーションを継続しやすいことです。

そして、毎回プロの講師による質の高い授業を受けることができます。

さらに、わからない内容があっても、すぐに質問して解決できるところは本当に大きなメリットです。

デメリットは、価格が通信講座並みもしくはそれ以上に発生すること。

そして、学習するために自宅以外に移動しなければならないことです。

ちなみに私はこれが一番ひっかかりました。

学習に本気になると移動時間すら惜しくなると考えました。

また、その都度服装や身だしなみに気を遣うのが億劫でした。

予備校通学でのもう一点のデメリットは、こちらは動画配信型の通信講座にも共通するのですが、その年度内に合格しないと、再度授業料が発生するというところです。

当然その年度内に合格するつもりで学習はするのでしょうが、受験とは何が起きるかわからないものです。

以上の観点から私は、最悪の場合にも手元に映像を残しておけるDVD教材がベストだと判断します。

(ただし、今後は動画配信型がメインとなり、DVD教材は少なくなっていくと思います。)

結果、私はLECという資格予備校のDVD教材(約16万円)を購入しました。

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